マダム・バタフライ・フェスティバルについて

 オペラ『マダム・バタフライ』は、初演以来、世界中の劇場においてアーティストと観客に愛され続けてきた演目であるとともに、物語の舞台である長崎にとって、とてもゆかりの深い芸術作品です。

 

 この縁をきっかけに、マダム・バタフライ国際コンクール in 長崎がスタートしましたが、同時に、本作品を中心に、G.プッチーニ、そしてイタリア音楽の魅力を余すところなく詰め込み、より広く、たくさんの方々にファンになっていただこうと始まった祭典が、このマダム・バタフライ・フェスティバルです。

 

 フェスティバルでは、毎回、G.プッチーニをはじめとする様々な作曲家の有名なオペラ・アリアのみならず、イタリアのポピュラー・ミュージックであるカンツォーネまで、様々な角度からその情感豊かな音楽をご紹介しています。

 

 また本フェスティバルの最大の魅力は何といっても、マダム・バタフライ国際コンクール in 長崎の覇者たちがステージに勢揃いし、その圧巻の歌声を体験する至福のひと時にあるといえるでしょう。

 

 さらに近年は、子どもたちを対象としたオペラコンサートやワークショップのほか、新型コロナウイルス感染症による制限下ではYoutubeでの動画配信等、本公演の他にも様々なプログラムをお楽しみいただいています。

 

 皆様のご来場を、心よりお待ちしております。